今回は最近皆さんからのご相談を伺っていて、よく感じることについてお話させていただこうと思います。

これは皆さんからのご相談の他にも、弊社のクライアント様から弊社にご依頼いただく前に、苦労されていたこととしてお聞きすることも多いのですが、それは、せどりやアフィリエイト、中国輸入などの物販や転売など、ネットビジネスの売上をどうやって計上したら良いかということです。

皆さんビジネスをしておられますので、ご自身では売上の明細を記録していたり、感覚的にもかなり正確に売上を把握しておられるかと思います(一番気になるところだと思いますので……)。

ただ、ひとたび税務申告をする上での売上となると、本当に自身で把握している売上で正しいのだろうか……、という不安があるようです。

アフィリエイトやせどりなどは代表的な例かと思いますが、ネットビジネスの特徴として、現金で売上を受け取ることはほとんどなく、大部分がお客様からの振込やASPからの振込になるかと思います。

よく、書店で売っている税金の本やネットの情報を見てみると、

「売買が成立した時点で売掛金として売上に計上し……」

といったようなことが書かれてあるかと思います。

これは、簿記的な考え方としては全く正しいのですが、簿記などを勉強した経験のない方が一から理解し、そのように処理することは非常に骨の折れる作業です(弊社にご相談いただく多くの方は、そこまで苦労して処理をしても、その処理が正しいのかは 自信がないとよくおっしゃいます)。

ただ、ここで私が言いたいのは、みなさん正しい処理をしようと努力しておられることは素晴らしいのですが、

「そもそも何のために帳簿をつけているか」

ということです。個人事業主さんや中小企業では、確定申告をするために帳簿をつけているといった理由がほとんどだと思います。ただ、会計処理に力を注ぐあまり、本業のビジネスがおろそかになっては元も子もありません。

このような時は「税務署が何に重点をおいて調査を行なっているのか」を考え、そこから逆算をして処理を行えば良いのです。

結論から申しますと、1年の途中(期中)で売掛金をきっちりと処理する必要はなく、1年の終わりの段階(決算)でしっかりと売掛金が処理されていれば構いません。

弊社では、ITやネットビジネスの節税DVDでも少し紹介させて頂いておりますが(内容は日々進化しています)、各ASPの締め日と入金日をズラッとまとめた表もあるのですが、ネットビジネスではAPSによって売上の締め日と入金日がまちまちですので、普通の方や一般の税理士や会計士が、これらを正しく処理することはなかなか大変な作業でしょう。

その為、一つのポイントとして、ネットビジネスの税務調査では、売掛金が重点的に調べられます。
この部分の処理が不適切であるために、本来払う必要のない税金をあとから払わなければならなくなるケースも少なくありません。

皆さんもこのような会計処理に力を注ぐあまり本業のビジネスがおろそかになっては元も子もありませんので、ご自身の処理に自信が持てない場合には、弊社に限らず、思い切って専門家に相談したり依頼されることもひとつの方法かと思います。

(但し、手前味噌になってしまって恐縮ですが、IT関係やネットビジネスに精通していない専門家さんに相談されると、税理士や会計士でも間違った判断をされたり、話が通じなかったりということが多々あるようで、結局、回り回って弊社にご相談に来られる方が非常に多いのも事実です……。難しい分野ですので、専門家さんを探される場合も、よく見極めて下さいね)。
(2012.10.18)

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